弊社創立６０周年にあたりまして

本年10月１日、弊社は創立60周年を迎えました。多くの皆さまのご愛顧、改めて深く感謝いたします。

創立当時の日本は、戦後の高度経済成長期でした。急激な近代化・工業化により、都市と地方の格差の広がり、大企業による公害などが大きな問題となっていました。一方で、そうしたさまざまな矛盾に対処し、「誰一人取り残さない社会」の実現へ広報、機関紙での豊かな情報発信を進め、働く人が安心して暮らせる社会をめざそうと弊社は諸団体・個人の出資によって設立されました。

それ以来、多方面多岐にわたるお客様と共に、皆様の事業の発展へ微力ながらお手伝いをしてまいりました。

今日の世界と日本では、貧富の格差が広がり、これが社会の不安定さを増しています。さらに人間の社会経済活動が大きな要因となり引き起こされている環境破壊は気候危機を生むまでになり、地球の存続にも重大な影響を与えています。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより「暮らしと事業が安心して営める社会であってほしい」という願いが広がっています。コロナ危機を乗り越え「より良い社会をつくりたい」という願いを、力を合わせて実現することが共通の思いとなっています。「持続可能な社会」「誰一人取り残さない社会」の実現へ世界と日本が協力して進むべき時と考えています。

そのために国連が提唱するSDGs（持続可能な開発目標）で掲げた目標の実現で、安心して暮らせ、事業を継続発展できる地域社会づくりへ貢献したいと決意しています。

今後とも、より一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

株式会社神奈川機関紙印刷所