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弊社近くの小柴貯油施設跡地で事故が起きてしまいました

2020年8月26日

弊社のすぐ近くで、巨大な穴に建設作業員の60歳代男性が重機ごと転落する事故が起きました。

事故に遭った男性は、現在まだ行方不明の状況が続いています。男性の一刻も早い救助を心から願います。

道路を挟み右の小山の向こう側が小柴貯油施設跡地【弊社2階より撮影】

地下タンクには泥水や油 捜索は難航

事故が起きたのは、昨日8月25日の夕方。2005年に在日米軍から返還された「小柴貯油施設跡地」を横浜市が広域公園にする整備が進められていた場所です。

男性は、米軍の燃料タンクとして使用されていた直径約45メートル、深さ30メートルの地下タンクに重機ごと転落したとみられています。地下タンクにはコンクリート製の蓋があり土がかぶさっていたのことですが、崩落しており、重機の重さに耐えきれず蓋ごと下に落ちた可能性があるようです。

また地下タンク内には泥水やヘドロ、油などが9メートルほどたまり、二次被害の恐れもあるため捜索は難航しているといいます。

この工事を請け負っていた建設会社の安全対策は万全だったのか、また、施工主である横浜市の対応について、注目が集まっています。

1981年には爆発事故も

この小柴貯油施設は、戦前に日本海軍の燃料貯蔵基地として建設され、戦後、在日米軍基地が航空燃料の設備基地として使用していました。

小柴貯油施設は1981年にタンクが爆発し住民が負傷するなど、近隣から不安の声が上がっていた施設です。2005年に返還されてからも、環境基準を超えるベンゼン・鉛・ヒ素などの有害物質の汚染が検出され、広域公園整備工事の着工が遅れていました。

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